東大阪市のモノづくり

東大阪はこんなところ

東大阪市は、大阪市の東に隣接した人口約48万人の中核市。市内を近鉄奈良線・大阪線・けいはんな線、地下鉄中央線、JR学研都市線・おおさか東線が走り、国道や阪神高速など道路網も発達。関西経済の中心地に隣接する交通の利便性が、「モノづくり」には格好の地として高い技術力を誇る多種多様な中小企業が集まっています。
ちなみに、可住地面積に対する事業所密度は全国 1 位、また事業所の数も政令指定都市を除くと全国 1 位(R3年経済センサス活動調査による工場数4000以上の都市で比較)と数字にも表れているように東大阪は言わずと知れた「モノづくりの先進都市」なのです。
現在も、約5,500を超える町工場が軒を連ねる中小企業の集積地となった背景には、長い期間を経て培われた技術を原動力に、互いに知恵を出し合って生き抜いてきた東大阪の特有のモノづくり精神が根付いています。

東大阪で他にはない
モノづくりができる理由

東大阪市のモノづくり企業は、自ら進んで新しいモノづくりにチャレンジする精神が旺盛です。
まだ世の中にないモノを創り出すために製造する機械を自社流に改良したり開発をしたり、新しい素材も積極的に取り入れ加工法の確立に日々努めています。
そうして1社1社が、他社と差別化された技術を高め、さらにそれらの企業が繋がり合い、また新しいモノづくりにチャレンジする。
東大阪特有の近隣の協力工場による横請け・仲間請けのネットワークが他にはマネできないモノづくり環境を支えています。
また、活発な異業種交流グループがたくさんあり、そこで情報交流が行われることで新たな業界参入や技術の習得のきっかけになるなど相互が高め合える地域となっています。

中核企業と協力工場のネットワーク

東大阪市内企業は、親会社との系列をもたない企業が9割。
多くの中核企業が近隣の協力工場と縦横のネットワークでつながっています。
※中核企業とは・・・
外部から仕事を受注して 最適な協力工場に業務を振り分ける企業のこと。なお、中核企業と協力工場との関係は固定的なものではなく、案件に応じて協力工場も中核企業となり、新たな組み合わせで受注業務を完成させています。

多種多様な
モノづくりで溢れるまち

東大阪市のモノづくり企業は、技術力の高さに加え、多品種な製品が揃い、短納期・小ロットの生産力の高さも強みのひとつです。
世界トップクラスの工業国である日本の中でも「モノづくりのまち」と称せられる東大阪は、基盤技術が集積している地域性を活かして、他の地域より多種多様な製品を素早く効率的に生産できる体制が整っています。

このページのトップへ