
東大阪ブランド推進機構は、東大阪市が進める「メードイン東大阪ブランドCI運動展開事業」を推進することを目的に平成14年12月に組織された団体です。


株式会社イーストン
東田 代表
長年、映像と音の一体化に研究を重ね、環境への配慮も両立したハイクオリティなスクリーンでシアターにおいて世界的品質基準をクリアした(株)イーストンの東田代表にお話を伺いました。

私は昔からモノづくりが好きで、大学は近畿大学の理工学部に進学し、よく学生の頃からオーディオ機材などをつくって遊んでいました。卒業後もオーディオ関連の仕事に就き、今までのオーディオづくりのノウハウを活かして、我が社のショールームやテストに使用しているスピーカーなどの機材も、すべて自分たちの手でつくっています。
ここ東大阪市ではもう40年以上働いています。約35年前、スクリーンの開発に取り掛かかるようになり、2004年に株式会社イーストンを設立しました。社名は、私の名前「東田」の頭文字をとって(EAST)とNo1(ONE)の企業に成長するように願いを込めて『EASTONE』と名付けました。

現在、スクリーンを製造する大手メーカーは世界にいくつかありますが、そこでつくられているスクリーンの幕面にはどこも未だに塩ビ素材が使われています。私は、同じスクリーンを製造する企業として、これからの時代を見据えたとき、スクリーンも環境に配慮した非塩ビ素材で製品をつくっていかなければいけないのではと考えました。 そこから長年にわたる開発が始まり、遂にリサイクル原料を利用した非塩化ビニールの繊維素材を開発し、幕面に使用した自社オリジナルのスクリーンが完成しました。その功績は、財団法人日本環境協会にも認められ、スクリーン業界では唯一のエコマーク認定を取得しました。今ではいくつかの学校向け教材カタログや雑誌にも『環境配慮型スクリーン』として紹介されるようになり、環境配慮について考える時代が製品に追いついてきたことを実感しています。

環境に配慮した製品づくりと両立してこだわりつづけた音と映像美は、スクリーン業界で日本初の「THX認定」というシアターにおける世界的な評価も受けました。
「THX認定」とは、ルーカスフィルム社が提唱した、シアターに関する世界的な品質基準で、スクリーンの認定テストでは、忠実な映像再現性と優れた音響透過性能が求められる厳しいテストをクリアし、映画制作者の意図した映像や音声を忠実に再現することができる製品に対してのみ認定される、いわばシアターに関する世界的基準といえる認定プログラムです。我が社のような中小企業がTHXに認められるようになるまでには、非常に長い年月と苦労がありました。他部門でTHX認定を受けている日本の企業は大手ばかりでしたし、従業員が5名のこんな少人数でがんばっている小さな企業は、最初まったく相手にしてもらえませんでした。
場所が海外ということもあり、言葉がうまく伝わらないこともありました。しかし、一切の妥協を許さず研究を進め、あらゆる特許を取得し他ではマネすることができない我が社オリジナルのスクリーンは、絶対に認めてもらえる自信がありました。
そして10年以上の本当に長い年月をかけて何度も何度もやり取りや製品の微調整を繰り返し、やっとTHXに製品を認めてもらうことができました。今では他の大手企業を抑え、スクリーンの音響透過性では第1位の評価を受けるまでになっています。おそらくTHX認定をうけているシアター関連企業の中で我が社はもっとも小さな企業ではないでしょうか。

ハリウッドの映画が誕生したときからスクリーンの歴史は、はじまりました。
大きなスクリーンで素晴らしい音楽と映像を楽しむことは、いつの時代も人々を感動させます。私も音楽と映画が大好きで、今までたくさんの映画を観てきました。語り出すといくらでも時間が足りないくらいですが、中には、心にジーンときて観終わった後も、感動でしばらく立ち上がることができないような映画があります。私たちのモノづくりも、人の心を動かすような感動を与え、世の中を変えるくらいのモノづくりを目指さなければいけないと思います。すでにあるモノをつくるのではなく、自分のところでしかつくれないモノづくりをすることが、時代がどんなに流れても生き続け日本が誇るモノづくりにつながっていくのではないでしょうか。

エコマークと防炎の認定を受けた環境配慮型スクリーン
世界が認めた最高品質のスクリーン

映像と音の一体化に長年研究を重ね、常にハイクオリティなスクリーンを提供。画質に一切妥協することなく、また幕面を形成する繊維にリサイクル原料を使用するなど、環境への配慮も両立した新たなスクリーン環境を追求する。
株式会社イーストン
〒577-0053 東大阪市高井田3-3
TEL : 06-6783-6372
FAX : 06-6783-6313
E-mail : screen@eastone.gr.jp
URL : http://www.eastone.gr.jp
