熱きモノづくり企業の顔

ミノル化学工業株式会社
押川 社長

ディスプレイケースから一転、DMツールとしての用途を見出し、100%の開封率が認められてDM大賞の銅賞を受賞された「ミノルキューブ」を製造されるミノル化学工業(株)押川社長からお話を伺いました。

ミノル化学工業株式会社

3,000点を超える応募の中から、驚異の開封率を誇るDMとして認められDM大賞の銅賞を受賞。

自社製品でハードとソフトを開発

当社はプラスチック製品の受注生産を主業とする事業からスタートしましたが、徐々に自社製品づくりへと転身を図っていき、2000年に東大阪ブランド認定製品の「ミノルキューブ」を開発しました。「ミノルキューブ」は、元々カタログ業者などのオプションとして、ハンカチなどを入れるプレゼントボックスに使用され、バレンタインや母の日、クリスマスなど、イベント事で需要を伸ばしていきました。しかし、イベント事以外での需要は低く、それ以外に使ってもらえるような次の展開が何かできないものかと用途を模索していました。
そんな時、商品のおまけによく付いている小さなフィギュアを製造するメーカーのこと知り、フィギュアなど飾るショーケースとして利用してもらうのはどうかと、直接話を持ちかけてみました。すると、先方もそのようなケースをちょうど探しており、「ミノルキューブ」の形や強度がぴったりだということで、話はトントン拍子に進みました。フィギュアをディスプレイする際に、より臨場感が出るようにフィギュアに合わせて背景写真をケースに付属するなど、中身のソフト開発もあわせて付加価値の高い新たな「ミノルキューブ」が完成しました。そのことがきっかけでフィギュアケースとして広く浸透し、今では東急ハンズのケース売り場で販売されるなど販路も拡大していきました。

目から鱗。
必ず見てもらえるDMとしてさらに躍進。

さらにある時、郵便局員の方との出会いがあり、「ミノルキューブ」がダイレクトメールとして使えるという、思っても見なかった用途を提案してもらい、早速試しにDMを「ミノルキューブ」に入れて発送してみました。すると、受け取った方からの反応が非常に良く、開封率が高いことがわかりました。2004年には日本郵政公社が主催する全日本ダイレクトメール大賞で3,000点を超える製品の中から開封率の高さが評価され、銅賞を受賞させていただきました。今では花屋などの店舗で「ミノルキューブ」にプリザーブドフラワーを入れて大切な人に郵送する用途などとしても使用され、みなさまに大変ご好評いただいています。

お客様の声は企業ネットワークで反映

用途の幅を広げ、多くの方に使用していただけるようになると、さらにニーズは多様化していきました。使っていただいているお客様からの要望は本当に様々で、こちらが思いつきもしないような用途で使用してくださる方もいて、とても刺激になります。そのようなお客様にもっと喜んでいただけるように、我々も製品の大きさやカラーのバリエーションを増やしたり、香りや光を放つもの、模様をつけたものなど、様々な種類の「ミノルキューブ」を展開しています。また、要望があれば当社で素材選定や商品設計を行い、オリジナルの「ミノルキューブ」をつくって、印刷や彫刻なども協力企業と連携体制で加工が行えるよう対応しています。
企業が集積している東大阪市は、こういった様々な要望にすぐに対応できる企業間のネットワークがしっかりしていることが魅力です。当社が多様な製品を少量でつくれるのも、これまでの業務でのつながりや、紹介による企業間のネットワークのおかげです。そのことを大切にこれからもお客様の要望に真摯に対応していきたいと思います。

全ての展開を1枚のマインドマップに落とし込む

当社の製品について、お客様からいただいた要望は、どんな小さな声でも耳を傾けては試作をつくって確かめてきました。そして、それらをマインドマップに落とし込み体系的に表すようにしています。例えば「どこに飾る?」「何を入れる?」「いつ、誰に送る?」「どんな用途?」「販売先はどこか?」といった項目に分類し、答えをその都度追加しています。こうすることで自社の位置づけが整理されるとともに、新たな方向性を見定める羅針盤として活用しています。

地域との調和を目指して

当社では、地球に優しい企業であるために、出荷ダンボールを納品先から返却してもらい、次に出荷する際、再利用させてもらっています。
また、当社は比較的交通量の多い通りに面していることもあり、通行人やドライバーがポイ捨てをよくしていきます。周りは住宅も多いですし、みんなが気持ちよく過ごせる地域であれるように、毎朝まずは会社の周辺を掃除することから1日を始めています。近くにある幼稚園には、通路が狭い周辺に考慮し、園児の安全を考えて、当社の倉庫前を送迎バスの乗降場所としても使ってもらっています。
モノづくり企業としての責務を果たしながら、近隣や地球環境との調和をできることから図っていきたいです。

この認定企業の製品
  • ミノル化学工業株式会社
  • ミノルキューブ
  • DMに、ディスプレイに。アイデア次第で使い方は無限大

会社概要

「あらゆるプラスチックのアイデアから完成品まで」をモットーにプラスチックの可能性に挑戦。
自社開発の「ミノルキューブ」が話題となり、開封率100%を誇るダイレクトメールとして2004年全日本DM大賞の製造部門で銅賞を受賞した。

ミノル化学工業株式会社

〒577-0827 東大阪市衣摺1-5-22

TEL : 06-6728-3222

FAX : 06-6736-2816

E-mail : oshikawa@minoru-net.com

URL : http://www.minoru-net.com

上記内容は東大阪ブランドの共通方針掲げたポリシーに沿って取り組む企業活動の一部です。
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